中高生フィラリア(L3)をやっつけるための駆虫薬はさまざまなタイプが発売されており迷いますよね。『どれがオススメですか?」はよくいただく質問です。
結論
効果や副作用に大きな差はなし。犬や飼い主が続けやすいタイプを。
前半戦でもお話しした通り、感染初期の中高生フィラリア(L3)の時期で駆虫したいので、どのお薬がいいかよりもキチンと続けるということが大事です。
とは言っても多少の違いはあるので解説します。
①一番人気 オールインワンおやつタイプ
https://n-d-f.com/lp/NGS/NGS.php
【メリット】ソフトジャーキーおやつタイプでのみやすい。月一の投薬がご褒美感覚で終了。ノミダニも同時に予防できるので楽。
【デメリット】忘れず毎月投薬。フィラリアの期間(5-10月)とノミダニの期間(北海道でダニ予防する場合6-9月)は少し違うのでオールインワンなので分けれない(害はないし、地域によって違うのでお住まいの地域で要確認)。便利な分、少し割高。
②フィラリアのみ おやつタイプ
https://www.ds-vet.jp/product/ivermec/index.html
https://www.boehringer-ingelheim.jp/animal_health/products/caldmec_chewable
【メリット】おやつタイプで美味しい。お腹の虫(回虫)ってやつも同時に駆虫できる。完全室内飼いでダニの予防がいらない子に。
【デメリット】超小型犬には一粒が大きいと感じる場合も。分割薬剤濃度試験をしていないので5kg子用のものを半分あげたから2.5kg子用になる訳ではない(一粒の中に薬の成分が均等に入ってる訳ではない)。お腹の虫って別に常にいる訳ではないからメリットにもあげたけどそこまで大きなメリットではない(ペットショップから迎えたあとは要注意)。
③錠剤タイプ
【メリット】安い。超小型犬やフェレットなど体重が軽く、錠剤を分割したい場合、粉にしたい場合などアレンジ可能。
【デメリット】特別まずくもないけど、美味しくはない。
④注射タイプ
https://www.zoetis.jp/ca/dogs/proheart-12/vets/
【メリット】飲む薬が苦手な子に。1度打つと効果は1年間持続。投薬し忘れがない。1年効くのでみんながフィラリアを買いにくる混雑シーズンを避けて冬とかに病院に行ける。
【デメリット】1年間も効果いる?。ワクチンや狂犬病と同時に接種できない(病院によってはできるところもあると思います。私は何か吐いたりなどあった場合に、どっちが合わなかったのかな?とならない様に別日で接種をしてます)錠剤などに比べやや割高か?
⑤滴下タイプ
https://jp.mypetandi.com/pet/products/legenddrug.html#list1
【メリット】飲む薬が苦手な場合に。ノミの予防効果あり。
【デメリット】シャンプーは投与後4日後、2週間後など製品により様々。皮膚が痒くなる子がたまにいる。
フィラリア駆虫薬ざっとまとめてみました。ノミダニ予防と組み合わせて知りたい方も多いと思いますので次回からはノミダニまとめ、がんばるぞー
僕の家の子に使ってる予防薬もノミダニまで終わったらお伝えしますねー