犬猫の麻酔事故率は1/1000
うさぎ1/100
鳥1/10-30
というデータから鳥さんの麻酔のリスクの高さが伺えます。
心電図、気管挿管、SPO2(血中酸素飽和度)などモニターすることは可能です。
呼吸が止まったらすぐに心臓が止まる可能性があるので深すぎない麻酔を心がけます。
手術において痛みの管理も大事ですが、パニックにさせないのもかなり大事で。麻酔をかける時にフラフラして、麻酔から覚めた後パニックでジタバタすると骨折したりします。ですので向精神薬で落ち着かせる記憶を曖昧にする事も大事だと思ってます。
犬猫は毛刈りをして消毒しますが、鳥は羽を抜いて消毒します。
体温が下がることも致命傷なので保温します。保温と手術領域をきれいに保つためサランラップを機械で滅菌して麻酔をかけてお腹を出してる鳥の上に毛布のようにかけます。
お腹を開けるときは犬猫はおへそから真っ直ぐ正中切開、鳥は傍正中逆L字切開
ためになるんだか、ならないんだか。
そんな回ですねw