両生類(カエルなど)で問題となる自家中毒ご存知ですか?
犬猫飼われている方々は興味が少ないかも知れないので、記事の1番下の「へー」と思えるであろう豆知識だけ持って帰ってください。笑
両生類は呼吸のうち30-50%皮膚呼吸(人は0.6%)に頼っており、皮膚から身体へ吸収する機能が大きいのです。
手術の麻酔もぬるぬるゼリーに麻酔薬を混ぜて身体に塗りたくるなんて方法もあるくらい吸収します。
そのためケージの中での排泄物がそのままになっているとアンモニア成分を皮膚から吸収してしまい自家中毒となってしまいます。
食欲不振、元気消失、免疫低下による感染。感染による肝臓の腫大など様々な症状を引き起こし命にかかわります。
食欲不振といっても、人間の様に毎日3食食べるわけではなく、3日に1回とか週1ごはんっていう子も多いので、気づいた時には時間が経ってるケースも多いのが現実です。ですので病気にさせない予防医療がすごく大事で、敷物が汚れた場合は頻繁にカエル必要があります。(ダジャレしつこいですね。すいません笑)
両生類の病気は環境性が多いので、種類にあった適切な温度、湿度、清潔な環境を保てる様に心がけたいですね。
霧吹きでシュシュっとスプレーして湿度を保つのもいい方法だと思います。
ちなみにミミズは100%皮膚呼吸だそうです。なので皮膚が乾燥しちゃうと皮膚呼吸ができずに亡くなってしまいます。道端のミミズはひかれたのかと思ってたけど、もしかして乾燥で皮膚呼吸できなくなった子達なのかな、、、
僕も勉強になりました。そんなお話