塗り薬。塗る量決まってたの!?

カサカサ、痒み、皮膚炎では治療のために塗り薬を処方します。使用回数の指示はされたけど、どれくらいの量つけるのかな?と疑問に思ったことはありませんか??私は考えた事ありませんでした!!笑 とりあえず赤いニキビににうっすら塗る。傷がジュクジュクしてひどそうなときはたっぷり塗るみたいな素人です。笑

実は塗る量の目安というのが存在します。

大人の両手のひらの広さを塗るのに、軟膏やクリームならひとさし指の先端から第一関節まで。ローションは1円玉の大きさと推奨されています!!

知らんかったーって人多いのではないでしょうか。

ちなみに塗り薬は皮膚の表面(角質層)に塗りますよね?

ですので角質層の厚みは薬の浸透性に大きく関係します。

例えば耳、目の周り、お腹、タマタマは皮膚が薄いので薬の吸収がよく(人では肘の内側への効果を1とすると、おでこ6倍、ほっぺた13倍、タマタマは42倍も吸収が良いとの報告)

逆に鼻の頭、肉球(効果1/7倍)は角質層が厚いので浸透が悪くなるという事も意識し、吸収のいいところには少な目、吸収の悪いところには多めと先ほどの塗る量の推奨よりアレンジが必要かもしれません。

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