関節炎ってよく聞くけどなんでしょうか。12歳以上猫の90%になにかしらの関節炎が見つかったという衝撃の報告があります。
猫の関節炎で主に現れる症状は8こ
①ジャンプをしなくなった→痛いのさ
②高いところから降りれなくなった→痛いのよ
③毛づくろいの頻度が減った→若い時みたいに身体が柔らかくないのさ
④性格が怒りっぽくなった→痛い。触れるな注意
⑤爪とぎをしなくなった。爪が太くなった。→爪研ぎのポーズがしんどい
⑥トイレに入るのが大変になった→トイレへの段差がもう、、、
⑦食欲が落ちた→ご飯の場所まで行くのもしんどい
⑧じゃれなくなった→あそぶ?美味しいのかそれは。。。。
関節炎とは、いわゆる関節に痛みを感じる事による症状や行動ということがわかると思います。
特にスコティッシュフォールドは遺伝的に骨や関節に異常を100%起こすというデータもあるくらい発生率は高く、高齢猫にとって関節炎は必須で付き合うものと言っても間違いではないかもしれません。
診断は触診(これは初歩的ですがほんとに重要!ちゃんと触らない獣医師が多い!!あ。愚痴をw)、レントゲン検査を主に用います。触診では可動域(四十肩みたいにどこまで動くか)や痛みの検出を目的に。レントゲン検査では靭帯や腱付近に現れる骨棘という関節炎のマークを見つけます。
お薬は関節炎の程度にもよりますが、消炎鎮痛剤や痛み止めを錠剤、粉、シロップなど本人が続けやすいタイプで継続し痛みと付き合えるレベルに抑え、お薬も徐々に減らしていくのを目標にします。
以前の記事で説明したアンチノールというサプリも関節炎の継続管理にはオススメです。
お家の猫ちゃん。上記の症状が出始めてないかチェックしてみてください。