【ハーブの話】猫の嗜好品3選

こんにちは。キャットフレンドリーという取り組みで情報のアップデートを行っています。サプリやハーブなど猫のために取り入れられるものがあれば試してみたいものです。主には待ち時間での緊張を軽減することに役立ちそうです。

キャットフレンドリーに関しては今後説明してみます。ラビットフレンドリーも取り入れたいな。

さて今回ご紹介するのは３つ

こういった嗜好品はどれも与えすぎに注意し、少量から始めて本人たちの反応を観察しましょう。

①またたび　ストレス緩和や食欲増進？

「猫にまたたび」と有名なように、「食べると腰を抜かす」「酔っ払う」と有名な植物です。原産は日本、朝鮮半島、中国と言われており、日本では縄文時代の遺跡からまたたびの種子が出土していることから古くから利用されていたことがわかります。またたびの由来は諸説あり、長旅に疲れた旅人が果実を食べ元気を取り戻し、また旅を続けられるようになった事が由来説や、アイヌ語がなまった説があります。粉末タイプの少量から使用してみることをお勧めします。

②キャットニップ　海外版またたび　MATATABIって感じか？　ストレス緩和

ハーブの一種で、人では味や香りを楽しむハーブとは異なり病気の予防や健康増進に効果のあるハーブとして利用されています。日本ではイヌハッカ、チクマハッカ（日本では帰化したものが長野県の筑摩で発見された）にといいます。キャットニップも歴史は古く約2000年前の古代ローマ時代からハーブティーとして飲まれていたようです。猫が好むのはネペタラクトンという成分で、またたびに含まれる成分と似ているため同様の作用が期待される様です。キャットニップとは英語で「猫が噛む草」という意味だそうです。

イヌハッカでキャットニップなんだかイヌなんだかネコなんだか忙しい名前ですね。

③バレリアン　不安に対して　穏やかに　イチオシです

ヨーロッパ原産で古代ギリシャ時代から精神安定および鎮静作用を目的として伝統的に利用されているハーブの一種です。和名はセイヨウカノコソウ。人は薬用として根の部分を使用しますが、猫はこれを乾燥させた時に発する強い匂いを好み釣られて集まってきます。神経をしずめて気持ちを穏やかにしたいときや緊張やストレスから解放されたい時などに効果的と言われています。またたび、キャットニップより安全性も効果もバランスよくオススメです。ただ独特な匂いがします！