【失敗談あり】耳が痒い 外耳炎

【耳は皮膚です】

皮膚の痒みに原因があるように

耳の痒みにも原因があります。

原因を調べるのが大変な場合もありますが、原因はあるはずです。

【外耳炎の負の流れ】

①何かしらの原因があって

→②それを悪化させてしまったり長引かせる要因があって

→③痒みによりかいて

→④皮膚を壊して

→痛い。痒い。

【考え方】

①-④番の部分にアプローチする。

【①素因を考える】

・アトピー(乾燥性敏感肌)

・食物アレルギー

(アトピーや食物アレルギーの子の80%は外耳炎を併発しているというデータも)

・異物(草の実や自分の被毛)

・耳ダニ

など

【②悪化因子を考える】

①により耳の環境が悪くなると皮膚常在菌(もともと皮膚にいる菌)の細菌やカビが増えて、痒みや赤みがさらに悪化する

【③痒みを止める】

①、②を治療して原因を取り除いたり、コントロールするのが理想。洗浄や塗り薬など効果が実感できるまで時間がかかる場合もあり、まずは痒みの信号をブロックして内服の痒み止めでかかないように時間を稼ぐのも有効

【④かき壊しちゃってジュクジュクしてるならまずは炎症を抑えてから】

耳をかき壊している場合、まずは炎症や腫れを抑えるのが大事。じゃないと治りも悪いし、腫れてる耳はめちゃくちゃ痛いので、家で塗り薬などができなくなる恐れも

【まとめ】

「外耳炎」とひとことで言っても原因は様々。

痒みの原因はどこにあるのか?繰り返してしまう場合→何か他に原因はないのか??を再整理する必要がある。

耳の外側が痒かったらアトピーっぽいし

耳の内側が痒みかったら食物アレルギーっぽいとか言われたりする。

【失敗談】

耳はメインの訴え(主訴)ではなく、他の疾患で通院していた犬。

「耳をよく振って痒そう」と毎回通院のたびに言われ、耳掃除をしていた。耳掃除をすると少し良くなるみたい。塗り薬も出した。

数ヶ月後の診察で「耳掃除をすると少しはいいんだけどねー、塗り薬塗ってもあんまり変わらないんだよね」と飼い主さん。

ちょっと怒る子だったので、僕も「耳鏡」を使って耳の中を直接みる事をめんどくさがっていた。ただあまりにも治りが悪いので、耳鏡で見た。あらら一目瞭然。その子の被毛が毛束になって耳奥の方に存在していた。見た目にもチクチクして気になりそうだなーという感じ。治療はピンセットみたいなので奥の毛を回収するだけ。

その後ワンちゃんは耳は気にしないし、お薬も耳に関しては全くなしでオッケーとなった。

ごめんなさい。

【反省点】

サボって耳鏡見なかった事、本人に不要な薬を使用させてしまったことが反省点。

アレルギーやアトピーはいつか単独でまとめます。

明日は耳掃除について

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