おはようございます。
今日は猫ちゃんの乳がんに関して
基本はシニアになってから発生します
日々あの柔らかい身体をナデナデしていて
あれ?お腹になんか硬いのが、、、、、
1cmにも満たない乳首付近にシコリを発見!
ここが運命の分かれ道
【パターン①】ちょっと様子見。本人も気にしてないし、私も仕事で忙しいから、大きくなったら病院行こー
【パターン②】いちおう確認で病院行くかー
猫ちゃんは嫌だろうけど、②をやはり推奨したい!
なぜなら乳腺癌の可能性があり、早期発見は根治できる可能性がある。癌ってほんとやっかい。根治といって見つけた段階から完全に治せる癌っていうのは少ない。
乳癌は見た目に2cmを越えると癌としてはステージ2という感じで少し進行した段階とみなされる。
なるべくステージ1で手術に持っていきたい。
2cm以下のシコリなら術後の生存期間は4-5年
2-3cmだと2年
3cm以上だと6ヶ月というデータがあります。
しかし!手術も傷は大きい
乳腺っていうのは右と左で分かれており、片側は脇から股までひとつながりの秘宝ONE PIECEなのである。(あ。すいませんw)
気を取り直して
乳腺は片側全部つながっているので、シコリはすごく小さくても乳腺の中をちっちゃな癌が進行してたら逃さず取りたいので、傷は大きく片側乳腺組織を全て取らないといけないのです。
以前は癌といっても小さいし、そんなに大きく傷を作るのはかわいそう。やっぱり傷も大きくて痛いしと思ったりもしました。
ただやはり治せるのであれば正直安いものと思います。いわゆる手術のメリットはデメリットを大きく上回ると思います。
乳癌が進行すると肺に転移し、癌性の胸水っていう水がたまって肺が膨らみたいのに水が邪魔で膨らめなくて苦しい。というかわいそうな状況に。
手術の痛みも局所麻酔や全身の痛み止めなど昔よりも選択肢は豊富で管理はしやすくなってると思われます。
日々なでなでしていて。あれ?と違和感を感じたら病院へ。
まずは細胞診っていうのをして乳癌が怪しいかの検査です。猫ちゃんの乳腺付近にできる腫瘍の80%は癌。今は良性だけど前癌状態と言われるものは15%
要は95%手術で取った方がいいものという事です。
ただし乳腺炎や他のイボ、ニキビってこともありますので、針を刺して中身の細胞をチェックする。これは基本は麻酔不要なので健診しましょう!
どうぶつ業界では猫の乳癌で亡くなる子を減らすためにキャットリボン🎀運動による知識の布教がされています。ホームページすごくみやすいので、飼い主さんも、獣医師にもオススメです。もちろん無料なので、是非正しい知識を身につけてください。
【小言】
猫ちゃんって術後、痛くて食べないのか、緊張で食べないのかの判定が難しい。まぁ意外と翌朝にはお皿はキレイになってて、「あら夜中の間に食べたのね」とそんな感じも猫だなーとかわいいですね。まったくもう
キャットリボン運動